こんにちは!見てくださり、ありがとうございます。
吉本ばななさんの”「違うこと」をしないこと”を読みました。
そこでは、自分の直観に素直になることの大切さが書いてあって、
特に目から鱗だったのがこの内容。
自分に正直に生きるってことと、ちゃんと社会性を持って生きていくということは、
別にどっちかを選ばなきゃいけないことじゃなくて、ちゃんと両立できることなのにね。
そうやって、世の中の常識だと勝手に思い込んでいることに自分を合わせていくことばかりしているから、初期設定がおかしくなっちゃう。
この文章を読んで、自分の中にある呪いがひとつ解けたような気がしました。
人に嫌われることが怖い
私は、学生時代に人間関係でうまくいかないことがたくさんあって
周りの人にどう思われるかや人に嫌われることを人一倍怖いと思うようになっていました。
ここから私の初期設定はどんどんずれていったのかなと思います。
人に嫌われたくないから基本話は共感する。
友達のしたいことを優先する。自分のことは後回し。
意見を聞かれたら答えるけれど、自信がないから保険をかけるようなことを言う。
人に合わせることに疲れて自らひとりでいることを選択した時期もありました。
今思っても本当に不器用な学生時代だったなと思います。
その思いは正直今もあって、夫や親、友達にも本当の自分というものを出せていないように感じていました。
自分自身でも自分が本当にどうしたいかがわからかくなっていたと思います。
カウンセリングをうけて
保育士から転職する前にカウンセリングを受けていた時期がありました。
カウンセリングを受けた理由は、転職を人生の転機と考えていたのでここで自分の価値観や偏った考え方を改めたかったからです。
話していく中で自分の中で思考の癖があることを知りました。
そして一緒に対策を考えました。
例をあげると
・人の気持ちを読みすぎる癖(論理の飛躍)
→事実だけを受け止める。相手の感情は相手のものなのでコントロールできないことを理解する。
・人の目や世間体を気にしてしまう癖(べき思考)
→自分の本当の気持ちを言語化してみる。(人に伝えなくても大丈夫)
なぜそう思ったのか相手に聞いてみる。または考えてみる。
・人の要望に応えようとしすぎる癖
→本当に嫌なことは嫌と言う。肯定することだけがその人の為になることではない。
自分の意見として言ってみる。
・感情を閉じ込めて我慢する癖
→信頼できるひとに素直に言ってみる。
パートナーや友達に同じことを相談されたら自分はどう答えるか考えてみる。
こうやって書いてみる納得できることばかりで、今から変えようと思うのですが思考を変えることって結構難しいし、時間がかかるんですよね。
世の中にはこうした方がいいとかああした方が得とかそんなことが溢れているから、ぼーっとしていると足元がグラグラして流されてしまうんですよね。
それが必要なものでなくても。
自分の直観を信じてみる
本にも書いてありましたが、
周りがカレーを食べたいと言っても、自分がお寿司を食べたかったらお寿司を食べる。
というような、そんなこと?というようなことから自分に正直になることは始まっています。
お寿司を食べたいからといって、カレー派の人達を否定する必要はないし、同じくお寿司の気分の人を誘っていってもいいし、なんならひとりでいってもいいわけで。
ただカレーを食べるだけなのに
「ひとりだけお寿司がいいといったらノリが悪いと思われる」
「いつもお世話になっている人達だし、合わせておこうかな」
などと、考えていたら自分に正直に生きていることにはなりません。
正直、自分はまだまだ実践が足りないので流されてしまうこともあります。
しかし、自分に正直になることと社会性を持って生きることは両立できると知っていれば、自分に素直になる勇気がもらえる気がします。
まずは、今日の晩御飯を選ぶところから、はじめよう。
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